桓武平氏ゆかりの宿 揚羽~AGEHA~を予約する前に見ておきたい記事

栃木県日光市湯西川にある桓武平氏ゆかりの宿 揚羽~AGEHA~
(享保3年)創業。享保3年=西暦1718年ととても歴史のある旅館です。2014年には『出没!アド街ック天国』人気温泉ランキングBEST20で第1位に選ばれていたり、楽天トラベルでもさまざまな賞をもらっている古民家旅館です。

これから予約する方や泊まる予定の方へ、私が実際に泊まってみて感じた良いところや、知っておいた方が良いところをまとめさせていただきましたので参考にして下さい。

今回は1日3組限定の『究極の武家屋敷』本物の古民家客室(特別室)極Kiwami~へ泊めさせていただきました。

旅館情報・アクセス

住所〒321-2601
栃木県日光市湯西川727
電話番号0288-98-0031
駐車場有:50台
チェックイン・チェックアウトチェックイン 15:00~18:00
チェックアウト 10:00
ホームページ湯西川温泉【公式】桓武平氏ゆかりの宿揚羽~AGEHA~ | 湯西川温泉|享保3年創業の秘境老舗温泉旅館 (agehanoyado.jp)
支払い方法現金、クレンジットカード
(ダイナースカードのみ非対応)
※電子マネー決済、キャッシュレス決済はご利用いただけません。

駐車場

目の前の道路もきちんと舗装されている広い道なので、車でも安心して行くことが出来ると思います。

車は旅館のスタッフの方が移動する

旅館の入り口まで行くと旅館のスタッフの方が出てきて誘導してくれます。入り口付近にも駐車場が数台ありますが、基本は旅館の奥にある広い砂利の駐車場に車を保管しているみたいです。
入り口で荷物を下ろしてからは、スタッフの方が裏の駐車場まで運転してくれます。

運転をさせたくない方は相談しましょう。

旅館の雰囲気

部屋だけでなく入り口や通路、エレベーターまで和を貴重とした旅館です。迫力のある彫刻があらゆるところにあり、旅館全体が少し暗めで時代を感じさせる作りになっているため、旅館内を歩くだけでも楽しめます。

貸し浴衣(別料金)

今回はプランサービスで『おしゃれ浴衣(女性限定)』を利用させていただきました。通常有料で2000円かかります。
貸し出し浴衣は色や柄がさまざまで可愛いのですが、質感などは無料の浴衣と違いはないように思います。

部屋

特別室【究極の武家屋敷 極~Kiwami~】
特別室【究極の武家屋敷 極~Kiwami~】

少し古さは感じますが掃除などは行き届いています。部屋によってはドライヤーがついていなく、フロントで貸し出しをしてくれるみたいです。

部屋にはお水のサービス付きでした。

アメニティグッズ

巾着にはリンスインシャンプー・ボディソープ・歯ブラシ・ハンドタオルが入っていました。
巾着もお風呂へ行く時などに使えそうですが、中は多少透けるので下着などは二重で何かに入れた方が良さそうです。

リンスインシャンプーに至ってはリンスの役目はほぼしないため、ぎしぎしするのが嫌な方はリンスを、髪の長めな人はシャンプーとリンスを持参した方が良さそうです。※大浴場にはシャンプーもリンスもあるので、そちらを利用する場合には必要ありません。

全部屋禁煙

旅館の1階に喫煙スペースがありますのでそちらを利用しましょう。

部屋のランク・値段の目安(トイレがない部屋も有)

すべての部屋が和室になっており、値段は時期によって結構変動します。

土曜日や祝日前は最安値の約2~3倍、年末年始や大型連休は最安値の約3~5倍の値段です
一年の中では紅葉の時期~4月あたりまでは少し値段が高めです。

予約は楽天トラベルなど宿泊予約サイトを利用したほうが1000円ほど安い場合が多いようです。
※2021年12月現在の1泊2食付の値段です。実際の値段は予約サイトにてご確認ください。

特別室【究極の武家屋敷 極~Kiwami~】

値段
6,600~36,850円
(平日は8,250円~・土曜日は11,550円~あたりが多い)

3部屋しかないため一日限定3組のお部屋ですので、こちらに宿泊する場合は早めに予約した方がよさそうです。
今回利用させていただいたお部屋がこちらです。

新本館 【昔懐かしい囲炉里造りの客室】

値段
5,500~35,200
(平日は7,150円~・土曜日は9,900円~あたりが多い)

(バストイレなし)西館 【昔懐かしい土壁造りの客室】

値段
4,400~33,550
(平日は6,050円~・土曜日は8,250円~あたりが多い)

(バストイレなし)東館 【昔懐かしい土壁造りの客室】

値段
4,400~33,550
(平日は6,050円~・土曜日は8,250円~あたりが多い)

(バストイレなし)別館 【昔懐かしい銘木造りの客室】

値段
3,300~31,900
(平日は4,950円~・土曜日は6,600円~あたりが多い)

お部屋おまかせプランはこちらの部屋になるみたいです。

食事

夕飯

おでんや鮎、鹿肉のたたきなど、和食中心で種類はそこまで多くありません
おかずに関しては小分けにしてあるものが多くあるので、沢山の種類を食べることができますが、メインといえるようながっつりおかずはありません。

ブッフェですが1人1つまでなど、食べられる数が決められているものもあります。

お米の種類は豊富で
『古代米→(お赤飯みたい)』『おかゆ』『かやく飯』と3種類ありました。

朝、夜ともにフルーツはありません。
夜のデザートは三色団子のみでした。三色団子は小さい団子を自分で刺して作れるようになっているので、好きな味のみを取ることも出来ます。

餡については黄色の団子のみ違いました。

※三食団子の味(参考に)
・きいろ→白あん(雪見だいふく風)
・赤→あんこ
・緑→あんこ(草団子)
私的には黄色がおすすめです。

アルコール

今回はプランサービスでアルコール又はソフトドリンク1本無料でいただきましたが、アルコールについてはすべて一杯700円ほどなので少しお高めかなと思います

朝食にはパンやコーヒー、牛乳がない

旅館の和の雰囲気に合うようになのか、朝ご飯にはパンやコーヒー、牛乳はでてきません。
コーヒーはフロントの近くに無料でいただける物が設置されているので、食べ終わったあとにもらっていきましょう。

朝もフルーツはありません。

風呂

大浴場

ロッカーは無く、大きな籠に私物を置くスタイルです。貴重品は部屋の金庫に置いていきましょう。
大浴場には、シャンプー・リンス・ドライヤー・などを取り揃えてあります。

貸切露天風呂(別料金)

湯めぐり券 3,300円
湯めぐり券については購入することをおすすめします。

一度購入すれば、宿泊中に空いている時間はいつでも利用可能な上に、泊まる日のみではなく、期限なしでずっと使えます
紅葉や雪のシーズンは特に最高です。
貸切露天風呂には洗い場がないので、大浴場や部屋のシャワーで体を洗ってからから行きましょう。

月光の湯、木曽の湯、山懐の湯、花筐の湯、小舟の湯、龍神の湯の6つです。

貸切露天風呂は基本的には岩風呂ですが、一つひとつに異なる趣向が凝らされており、湯巡りする楽しさがあります。
広さは風呂の種類によって多少違いはありますが、狭めです。

購入券の貸し出し可能

通年使える上に、家族や知人にも券の貸し出しが可能です。ですので、別日に行く知人がいれば割り勘で買うのもありだと思います。

帰る際に次回も使えるように券を発行していただきましたが、口コミなどを見るとたまに渡し忘れもあるみたいなので発行してもらったか確認してから帰って下さい。

龍神の湯
※花筐の湯

知っておいたほうが良いこと

朝食時に布団を片付けにくる

朝食を終えて部屋に戻ると布団があげられていました。夕食時に布団をしきに来ることはよくありますが、朝食時に片付けにくるのは初めてでした。
朝食時、部屋に貴重品をおいたままにしておくのはやめておいた方が良さそうです。

旧館はトイレが共同

特別室と新本館のみ客室にトイレがあります。その他の部屋は共有トイレになります。

子供が怖がる展示品が多い

素敵な彫刻物や天狗のお面など、展示品は子供には怖く感じられるものが多くみられます。旅館の入口から通路まで沢山の展示品がありますので、苦手な方がいる場合は注意が必要です。

旅館付近のお店の営業時間

旅館を出てすぐの道にはお土産屋やお食事処がありましたが、ほとんどが7時頃閉店でした。
旅館の夕飯が終わった後には、ほとんどのお店が閉まってしまっていたので、旅館の周辺を散歩したい方は、時間に気をつけて下さい

近くにコンビニはないので、食べ物や飲み物は事前に買ってきておいた方が良いでしょう
※旅館内には、ビール・ハイボール・カップ麺程度は自販機に売っています。

Wi-Fiの範囲が狭い

ホームページに『Wi-Fiはロビーのみで利用可能となります。』と記載がありました。
客室まではWi-Fiが繋がらない可能性が高いみたいです。

コンセントの数が少ない

コンセントは部屋と洗顔所に2個口が一つずつしかありません。
数人で泊まる場合は複数口の電源タップや延長コードがあったほうが良さそうです。

近くの観光地

平家の里(博物館)

目安距離約570m(徒歩約8分)

郷土の歴史を学ぶことができます。
小さな博物館で古くから伝わる生活用具の展示や、木鉢、木杓子つくりの実演、名物の販売、平清盛、敦盛の像等が展示されていています。

湯西川水の郷 大吊橋(近代建築)

目安距離約1.8km(徒歩約23分)目安距離約160m(徒歩約2分)

栃木県日光市の平家伝説が残る「湯西川温泉」の観光センターで、おみやげなど買い物が出来る場所温泉お食事処があります。

思っていたよりも小さいと感じますが、足湯(無料)や水車、大吊り橋があるので寄ってみても楽しいかもしれません。

最後に

写真からでも分かる古き良き時代にタイムスリップしたかのような雰囲気の旅館で、実際に泊まってみたら思っていたのと違うと言うことはありませんでした。

トイレが部屋になかったり、観光地から少し遠いのはお値段が安めなのでしょうがないかなと思います。もし気になるようでしたら、すこし部屋のランクを上げても満足の行く旅を過ごせると思います。

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